囀る魚



「物語世界に浸り、登場人物とともに泣いたりわらったりすることで読者は現実世界を生きる勇気を得るのだと、気づかされるファンタジー小説だ。」

実川元子さん, ヴォーグジャパン



アンドレアス・セシェ



1968年生まれ。大学で政治学、法学、メディア学を学ぶ。ジャーナリストであり、新聞社で働いた経験がある。ミュンヘンの科学雑誌の編集者を数年間つとめた後、デュッセルドルフ近郊にある故郷へ戻り、パートナーと田舎に暮らしながら小説を書いている。日本を頻繁に旅行し、東京、京都、日本文化に魅了される。作品は本書のほかに、京都の庭にインスパイアされて書いた『ナミコとささやき声』、『蝉時雨の刻』がある(ともに小社より刊行予定)。


 

 

酒寄 進一 (翻訳)

1958年茨城県生まれ。和光大学教授・ドイツ文学翻訳家。
主な訳書にシーラッハ『犯罪』『罪悪』『コリー二事件』『禁忌』『カールの降誕祭』、ノイハウス『白雪姫には死んでもらう』、クッチャー『濡れた魚』、グルーバー『月の夜は暗く』、ギルバース『ゲルマニア』、マイヤー『魔人の地』、イーザウ『盗まれた記憶の博物館』など。



はじめまして ... 日本語でメッセージです。


出版社

西村書店



書評

アンドレアス・セシェの傑作小説では読書の喜びを満喫できる。『囀る魚』では含蓄に富んだ文学談義が楽しめる。いままで読んだことのないものが読め、いままで考えたこともないことが考えられる。言葉に心震える発見もある。
(ニュルンベルガー・ナーハリヒテン紙)


アンドレアス・セシェはリサーチされた現実と虚構をないまぜにし、ジャーナリストの手法をスリリングな謎解きと見事に融合させ、冒険に満ちた世界を情感たっぷりに描いている。
(シュヴァービッシェ・ポスト紙)


読みだしたらやめられない本というものがある。文学が好きなら、この詩情にあふれたこの小さな小説をきっと愛するだろう。
(メーディエンプロフィーレ)



今に

ナミコとささやき声

蝉時雨の刻

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